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UR賃貸住宅の探し方や審査の特徴は?メリット・デメリットも解説
カテゴリ:保証人、保証会社でお困りの方必読情報  / 投稿日付:2024/03/08 15:18

CMでおなじみの「UR賃貸住宅」。民間との違いや、物件の探し方を解説します。

(この記事は、約4分で読めます)

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目次

1. UR(都市再生機構)とは

2. UR物件のメリット
    2.1 初期費用がお得
    2.2 保証人が不要
    2.3 家賃の割引プランも充実
    2.4 更新料不要
    2.5 子育て世代向き物件が多い
    2.6 年齢制限が緩い

3.  UR物件のデメリット
    3.1 収入審査が厳しめ
    3.2 駅から遠いことも
    3.3 築古で設備が故障しやすい
    3.4 人気物件では競争率が高い

4. UR賃貸の入居条件・審査内容

5. UR賃貸はどうやって探せばいいのか?

6. まとめ








1. UR(都市再生機構)とは



URは正式名称では独立行政法人 都市再生機構といい、国土交通省管轄の機関です。

URは昭和30年に設立され、高度成長期における都市部の人口増加に対応するためUR主導で団地が次々と建設されました。

しかし、年数と共に建物は老朽化し、少子高齢化や人口減少・人々の生活スタイルの変化もあって
団地の需要も低下し、既存の団地をリノベーションや再生事業を通して活用する方向へシフトしました。

以降、地方公共団体との連携により、団地の建替え・リノベーションにより団地を賃貸住宅として管理しています。



2. UR物件のメリット


✓初期費用がお得
一般的な賃貸契約にかかる初期費用は家賃の4.5~5カ月分ですが、UR賃貸物件の場合は家賃の3カ月分程度です。
礼金が不要なことが多く、その分の費用を抑えることができます。


✓保証人が不要
UR物件は保証人不要のため、自分で保証人を探す必要がなく多くの人にとって賃貸物件が借りやすくなるというメリットもあります。

保証人を依頼したときに、「受ける・受けない」をめぐってトラブルになったり、人間関係が崩れるといった心配がないのも安心です。

保証人の審査に必要とされる、収入証明などの書類をそろえる手間や時間が省けるため、手続きがスピーディーに進めることができます。

ただ、保証会社を使う場合はその分の費用もかかることには注意しましょう。


✓更新料不要
民間の一般的な賃貸契約では2年更新で更新料が家賃1カ月分(+手数料)がかかりますが、
UR賃貸物件は更新料がかかりません

つまり、長く住めば住むほどお得というわけです。


✓家賃の割引プランも充実
入居者には嬉しい家賃の割引制度が充実しています。
特に子供を持つ家庭には、かなりの優遇制度が豊富にあります。

利用できる割引プランの一例です。
「近居割」:二世帯が半径2km以内にUR団地に住んでいる場合に適用
「U35割」:契約者の年齢が35歳以下の場合に適用(同居は配偶者もしくは35歳以下の親族)
「そのママ割」:満18歳未満の子を扶養している世帯(妊娠中も適用対象)


✓子育て世代向き物件が多い
団地物件ということもあり、立地的にすぐ近くに広場や公園があることが多いです。
また、同じ子育て世代が集まっていることもありコミュニティが形成されていることもあります。
これが子育て世代にうれしい割引プランが充実している理由でもあります。


✓年齢制限が緩い
結論、UR賃貸は高齢者の申込み資格の条件はゆるく、高齢者でも住むことができます。
民間の賃貸物件だと、年齢制限が厳しく(一般的に55歳以上は厳しい)、
年齢を理由に断られてしまうことがありますが、UR賃貸の場合は、お申込み資格が高齢者でもあります。

また、保証人も不要となっておりますので、ご高齢で身寄りの無い方でも、契約できることは大きなメリットです。

例えば、URの高齢者向け物件の中に「高齢者向け優良賃貸住宅」というものがあります。
以下の条件に該当する方は申し込みが可能です。
・申込本人が満60歳以上の単身者
・申込本人が満60歳以上で同居者が配偶者(年齢に関係なし)
・申込本人が満60歳以上で、同居者が満60歳以上の親族または特別な事情により申込本人との同居が必要であるとURが認める親族

 


3. UR物件のデメリット




✓収入審査が厳しめ

通常の賃貸であれば、月収が月額家賃の3倍程度あれば収入面の審査はOKです。
一方URの場合は月収は月額家賃の「4倍」以上あることを求められます。

もしそれに満たない場合、預貯金は家賃の100倍以上あるか?という預貯金審査を
かけることも可能です。

それも無理な場合は、家賃1年分を前払いできるか?が審査基準となります。

いずれも一般的な賃貸よりは少し厳しめの審査になります。


✓駅から遠いことも

団地物件であるため、もともとまとまった土地に建てられていることがほとんどです。
そのような大規模な物件は、特に都内では駅から離れています。

家賃のコストパフォーマンスと引き換えに通勤の利便性は少し我慢しないといけないかも知れません。


✓築古で設備が故障しやすい

そもそもURは既存の団地を賃貸住宅として利活用することを目的としています。

リニューアルされて一見綺麗に見えますが、実際には築40年を超える物件が多いです。
こまめに修繕・工事が行われていても、築古物件ということに変わりはありません。

ある程度のリフォームされていることは前提ですが、そのグレードについてはケースバイケースで差が大きいのも現状です。

内覧の際には、エントランスやベランダなどの共用部分に問題がないか、
設備は整っているかなど、注意深くチェックする必要があります。


また外見ではぱっと見で判断できないですが、漏水の可能性も考慮しないといけません。



✓人気物件では競争率が高い

UR賃貸住宅は、民間の賃貸住宅に比べてそもそも戸数が少ないです。

選択肢が少ないため、立地のこだわりが強い場合は満足いく物件に出会えない可能性が高いです。

いい物件が出てきたときは取り合いになるので、競争率が高まる可能性が高いです。

 


4. UR賃貸の入居条件・審査内容




上記のメリット・デメリットに記載した内容と重複する点もありますが、

UR賃貸物件に入居するための審査条件をまとめました。
(細かい条件などは省略しています)

・申込者本人または入居世帯の平均月収が基準額以上であること
・日本籍もしくは永住権を持つ外国人で、自ら居住する人
・単身者や同居している親族や同居予定の親族がいる人
・入居予定日から1ヶ月以内に入居でき、円滑な共同生活を営める人



5. UR賃貸の入居条件・審査内容


不動産屋でもUR賃貸の紹介が可能ですが、URの加盟店でないとUR物件は紹介してもらえません
(加盟店以外は紹介できないので注意しましょう。)

上記のロゴが掲載されている不動産屋が加盟店であることを示す目印です。

UR直営の営業センターはUR賃貸の紹介のみですが、加盟店であれば一般的な賃貸も一緒に紹介してくれます。

URだけでなくいろいろな物件を比較しながらお部屋を選びたい方は、このマークがついている不動産屋に相談するのがよいでしょう。

また、エース不動産もURの加盟店なので、もちろんURの賃貸物件をご紹介することも可能です。



6. まとめ


UR賃貸物件を借りるにはメリットやデメリットや条件面も普通の賃貸と少し違うところもありますが、
うまく探せばコスパのよい物件を見つけることが可能です。

もしUR物件も検討されてい方はぜひ当店へお問い合わせください。

 

この記事を書いた人

後藤

業界歴 9年

不動産業界歴9年で保証会社での勤務経験もあるため、保証会社の特徴や特性は熟知しています。 また、ニュージーランドに4年住んでいたので英語での対応もお任せください。

 

 

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